布団に関連した書籍
枕革命 ひと晩で体が変わる―頭痛・肩こり・腰痛・うつが治る (講談社プラスアルファ新書)
せんべい座布団がなかったのでホームセンターでウレタン材を買って 疑似「整形外科枕」を作りました。確かに効果を感じました。 しかし、本書の中盤に敷きもの、布団あるいはマットの話に少しだけ触れているのですが、 そこで『まずはマットを選び、それからマットに合わせた枕を選ぶのが 賢明なのかもしれません』と記述があります。 しかし、実際どこの寝具売り場にも体圧分散を測定する器具はまずありません。 もし試しに寝てみることが出来ても、本書が推奨するような体圧分散になっているかどうかは 自分自身で判断するか店員の方に頼るしかありません。 器具なしで測定できるほどの目利き店員などほとんどいないと思いますし 自分で体圧分散の善し悪しなどなかなか分かりません。 厳密にはパジャマに着替える必要もあると思いますし。 私はインターネットを調べまくり、布団の堅さと体重と体圧分散のだいたいの目安を 数値的に謳っている布団を購入して
初めて読んだのは小学生のころで、子供向けに優しくぼかして(ぶっちゃけ情交が多いので)書かれた水色の表紙の本でしたが、異世界にどっぷりつかる感じ、読む楽しさがありました。大人になり、再度読みましたがやはり面白い。現世を忘れ、異世界につれていかれます。幽鬼と結婚し、子供が生まれ、狐妻を娶る世界。仙人が力を持つ世界。読むうちに、幽霊が身近にいても普通だなと思うようになります。 淡々と生真面目な文章でつづられる怪奇な物語の世界。ぜひ読んでみてください。
あぁ怖!という感じでもなく物悲しい短編集でしょうかね。色々な「鬼さん」たちのお話です。「女の首」が人気のようで・・・ホントにいいお話でした。「灰神楽」が少し中途半端だったかなぁ・・。「蜆塚」も中々の出来でした。宮部さんの実力が充分に発揮されている上等な一冊。 表紙の絵、構図が素晴らしいですね。これだけで購入してしまう方も多いのでは?こういう風景を見てみたいですね。
下巻では、美女との恋物語で秀逸な作品が多く集められています。中でも「牡丹と耐冬」「書中の美女」「月宮の人」「玉帝の娘」などは、中国ならではの情緒があります。個人的には「牡丹と耐冬」が好きです。花好きな人ならきっと気に入るストーリーです。「酒の精」は芥川龍之介が借用しています。「狐の仲人」もいい話。
「蒲団」は既に他書により読了済みであったことから、「重右衛門の最後」を本書で読んだ。私小説の流れの上にある「蒲団」とは異なり、自然(藤田重右衛門と少女)と社会(典型的因習村落としての塩山村)の相克をモチーフとするストーリー・テリングの才には、生硬な文体はさておき、(大袈裟に云えば)後の菊池寛や横溝正史の諸作につながるような煌きを感じた。また、いわゆる若衆宿の記載(168頁)も興味深く読んだ。
タイトルと不気味な表紙に惹かれて購入しました。全員著名な方ですが、読んだ事が無かったので楽しみにしていました。が、率直な感想は「肩透かしを食らった」。「迷路(阿刀田高)」「母の死んだ家(高橋克彦)」「夕がすみ(乃南アサ)」は、こう進むんだろうな…と思ったままの展開に、こう終わるんだろうな…と思ったままの終幕で、オチの意外性を感じられませんでした。それに加え、全く怖くありません。そこはかと無い不気味さは漂っていますが、裏表紙に書いてあるような「生まれてから一度も怖いと思った事が無い」方には満足出来ないのではないでしょうか?タイトルが「七つの不思議な扉」だったら納得出来そうですが…。短編としてはうまく纏まっているのですが、安易な印象は拭えません。ティーン向けのようだと言うか、十代の自分だったらもっと素直に楽しめたと思います。「空に浮かぶ棺(鈴木光司)」は別の作品に関連した話だそうですが、そちらを知っている
これまではテキストを読むこともなく、文学史に関する断片的な知識のみで『蒲団』(1907年発表)イコール自然主義/私小説イコール中年男(主人公である竹中時雄)の性欲描写みたいな図式を鵜呑みにしてきましたが、今回初めて一読、どうしてどうしてこれは中年男のプラトニック・ラヴを描いてある意味極めて直截かつ瑞々しい傑作であると感じ入りました。徳川時代の遺風として未だ男子(家長)としての体面や面子が重んじられていたであろう当時の日本社会において、これだけの心情暴露をなすというのは大いに勇気の要ったことでしょうし、そうした因習との対決的緊張感が全編に一本の「芯」を与えているようにも感じます。(即ち、テキストを読まずしてイメージだけで論ずることの無意味さに改めて気づかされました。) 「美しい顔というよりは表情のある顔」(20頁) 「これはつらい、けれどつらいのが人生だ!」(27頁)、 「どうせ、男に身を任せて汚れて
大活字版 ザ・聊斎志異―聊斎志異全訳全一冊 (グラスレス眼鏡無用)
いいですね。全訳本を探していたのでとても満足しています。 一部(下記)を除き殆どの漢字にルビもふってあり、 訳者のうまさかぐいぐい引き込まれます。 というか、ほとんど当て字なのでルビ振ってないと読めません(^^; ただ、本文にはちゃんとルビが振ってあるものの 「例言」「序言」、巻末の「聊斎志異考」等の解説は 旧字体が多く使われルビがほとんどふられておらず読むのにえらい苦労しました。 いずれにしてもこの全訳本は上に書いた多少の不満も消し飛ぶような なかなかの名訳だと思います。それに2,500円と笑っちゃう安さで大満足。